
Blizzard Entertainmentは、『ディアブロ IV』公式が2025年のロードマップを公開しました。
『ディアブロ IV』今年のロードマップ公開、前社長は作品が現在抱えている課題を指摘

今回公開されたロードマップによれば、今年は「継承されし妖術」「ベリアル再来」「ホラドリムの大罪」「獄炎混沌」の4シーズンが予定されており、2周年記念や2回の新IPコラボが計画中のほか各シーズンごとに恒久的なコンテンツ拡充も予定されているとのこと。
さらに来年2026年には新しい拡張DLCや新ランキングシステムの実装なども行われる模様です。
このロードマップ公開に対し反応を示した1人が前Blizzard Entertainment社長のMike Ybarra氏。氏は「『ディアブロ IV』が抱える問題に関する個人的見解」を自身のX上にて投稿しています。
氏が挙げている問題点は「形式を満たすために半端な状態でリリースするな」「エンドゲームの問題について考えるべき」「拡張コンテンツのリリース間隔が長すぎる」の3点。リリースしては生じた問題を2か月かけて修正、またリリースしては修正というサイクルの見直しや1週間程度でコンテンツを消化できる"uber" boss絡みのエンドゲームの問題、拡張コンテンツは年1回で「ストーリー」への投資を削りつつ新クラスや新しい敵、数日以上を要するエンドゲームアクティビティに注力すべきといった内容となっています。

前社長の指摘に対し「kind of wisdom(ある種の知恵)」や「100%(賛同)」といった同意の声が寄せられており、『ディアブロ IV』ユーザーが感じていることを的確に代弁している様子。ユーザーの意見をどれだけ受け止められるか、今年1年の『ディアブロ IV』の変化が気になるところです。