見上げてごらん、夜空のドローンを
次世代エンタメショーをauが開催!
KDDIは「空がみえれば、どこでもつながる。」世界を実現する新しいサービス「au Starlink Direct」を4月10日から開始しました。このサービスは、auのスマートフォンがStarlink衛星と直接通信することで、これまで圏外だったエリアでもテキストメッセージの送受信を可能にするものです。
また、緊急地震速報などの受信や、現在地の位置情報を家族と共有する機能も搭載されています。さらに、テキストで質問を送るだけでGoogleのAI「Gemini」による調べものができるるのです。空が見えていればどこでも通信ができるという、まさに日本全土をカバーするサービスなのです。
そのサービス開始を記念して、12日には東京(大本山増上寺)、名古屋(ドローンパーク名古屋)、金沢(金沢駅周辺)の3都市で、日本初となる壮大なドローンショー「au Starlink Direct ドローンショー」が同時開催されたので、東京の様子をレポートします。なお、同じ内容で13日にも開催されました。
このドローンショーは「空がみえれば、どこでもつながる。」という「au Starlink Direct」のコンセプトを視覚的に表現することを目指したもので、3都市同時開催という前例のない試みだとか。
プレスエリアから会場の増上寺を見おろすと、大量のドローンが待機しているのが見えました。各会場500機(全1500機)のドローンが開始時刻の19時になると同時に、一斉に空に飛び上がりました。
15分間の大空のアート! みんな足を止めて空を見た
ここから約15分にわたるショーが始まりました。500機のドローンたちは空を舞いながらStarlink衛星をデザインしたり、auのCMでおなじみの人気キャラ「三太郎」などをイルミネーションで描きます。一番驚いたのは、空にQRコードを描き、それがしっかりスマホで認識されてサイトにアクセスできたことです。これは、見る角度にもよるようですが(真横などQRコードが認識できない場合も)、今後のドローンショーでも使われそうです。
内田真礼さんの音声付きガイドもあった
このドローンショーの大きな特徴の一つが、日本初というの低遅延システムを活用した音声AR観覧です。筆者は撮影などがあったので残念ながら見られなかったのですが、ドローンによって描かれたQRコードをスキャンすることで、人気声優・内田真礼さんの音声ガイド付きで、ショーとシンクロした音楽を楽しめたそうです。
当日は雨による中止の心配もあったドローンショーですが、雨も降らずに無事に終了。風が少し強かったのですが、そのくらいではドローンはビクともしませんでした。
このドローンショーについては、auも手応えを感じたようで、またこのようなドローンショーが開催される可能性が高そうです。そのときは、ぜひ見に行ってください。みんなで空を見上げましょう!
