Javaのメモリーはガーベジ・コレクタが管理するため,アプリケーション側ではそれほど気にするありません。しかし,全く気にしないわけにはいかないのも実情です。 小さいアプリケーションでは無頓着であっても構いませんが,大規模になればそうもいってはいられません。使用メモリー量,ガーベジ・コレクション(GC)の頻度,リークの有無などは,できればチェックしておきたい項目です。 Javaではメモリーを複数の領域に分割して管理しています。クラス定義やメソッドなどのデータが格納されるPermanent領域や,インスタンスが割り当てられるヒープなどがあります。このような領域がどのように使用されているかを知ることは,パフォーマンスを考えるうえでもとても重要になります。 ここでは,特にヒープに着目していきたいと思います。 ヒープの使用量を知る まずはヒープの使用量がどのくらいになっているかを調べてみましょう。
先週はNew I/Oを紹介しました。今週からは実際に使ってみましょう。 ここで使用するサンプルは「ファイルのコピー」を行います。ストリームを使用したものが1種類とNew I/Oを使用したものが3種類,合計4種類のサンプルになります。 サンプルのダウンロードfilecopy.zip filecopy.zipにはソースコードとJDK 5.0 update 6でコンパイルしたクラスファイルが含まれています。 使い方はすべて同一で,引数にコピー元のファイルとコピー先のファイルを指定します。例えば,ストリーム版サンプルでsource.txtをdestination.txtにコピーする場合は次のようになります いろいろなサイズのファイルをコピーしてみると,コピー速度の違いを感覚的に理解できるはずです。 とはいうものの,どの程度違うか具体的な数字がないとわからないですね。そこで,テストを行うためのCop
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