令和7年1月28 日に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえ、このような事故の発生を未然に防ぐため、陥没箇所と同様の大規模な下水道管路を対象とした緊急点検と、補完的に路面下空洞調査を実施しましたので、その結果を公表します。 1 緊急点検及び路面下空洞調査の趣旨 令和7年1月28 日に埼玉県八潮市において下水道管の破損に起因すると考えられる道路 陥没が起き、トラック1台が巻き込まれるとともに、約120 万人に下水道(洗濯や入浴)の 使用自粛が求められるなど、大きな影響が発生しました。 このような道路陥没事故の発生を未然に防ぐため、陥没箇所と同様の大規模な下水道管路※ を管理する7都府県13 箇所の流域下水道管理者に対し、下水道管路施設に対する緊急点検と、 補完的に路面下空洞調査の実施を要請しました。 ※ 処理水量30 万㎥/日以上の下水処理場に接続する口径2m 以上の流域下水道管路 2