【北京共同】中国国家原子力機構は7日、東京電力福島第1原発周辺で今年2月に採取した海水や試料を中国国内で分析したところ、放射性物質濃度に異常は確認されなかったと発表した。

福島第一原子力発電所にたまる処理水を海に放出した際の生き物への影響を調べようと、東京電力がヒラメやアワビなどを使って2年半にわたって続けてきた飼育試験が、先月末で終了しました。 東京電力は試験の結果、ふつうの海水と、処理水を海水で薄めた水などで飼育した生き物の成育に差は無く放射性物質が濃縮されないことが確認できたとしています。 福島第一原発にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について東京電力は、おととし8月から政府の方針に従って、基準を下回る濃度に薄めた上で、海への放出を行っています。 東京電力は、処理水を海に放出した際の生き物への影響を調べようと、放出開始のおよそ1年前からヒラメやアワビ、それに海藻を使った飼育試験を行ってきました。 試験は、ふつうの海水と処理水を海水で薄めた水のそれぞれで生き物を飼育し、成育の違いや体内のトリチウム濃度の変化を分析するもので、放出の開始後には、
3月5日の参院予算委員会で、自民党議員が財務省の“国会裏工作”を暴露する一幕があった。福島選出の森雅子・元法相が東日本大震災の復興予算について質問する際に、こう口走ったのだ。 「私が今日の予算委員会で総理にこの質問すると言ったら、財務省が飛んできて『ちゃんとやりますから、どうか総理に質問するのはちょっと勘弁してください』と言われたので、予算委員会で何か質問して都合悪いことあるのかと思っていた」 国会では各省庁の役人が常に政府参考人室に詰めて本省と連絡を取り合っている。そうして与野党の議員が質問に立つ前に、大臣答弁をつくるための「質問取り」に本省担当者が議員室を訪ねる。 財務省はなぜ、森氏が石破首相に質問するのをやめさせようとしたのか。 森氏が国会で続けて経緯をこう説明した。 「私が少し調べたところ、行政レビューで委員の先生が『復興予算を出すとしても被災地が負担したらいい』と。それを聞いて福
前編では、東日本大震災で被災した4棟のタワーマンションの被害状況や課題について見てきた。 地震国日本においては全国どこに暮らしていても、どんな家に住んでいても大地震への備えが必要だ。ただし、タワマンは高さが破格であること、さまざまな設備によって生活が支えられていること、数百から数千人という多様な住民が暮らしていることで、戸建てや低中層のマンションとは違った特質を備えている。 後編では「大地震・災害に対して、タワマンはどのような備えを行うべきなのか」被災タワマンの関係者の声に耳を傾けてみよう。 ■関連記事(前編): 【3.11 被災タワマン4棟のリアル】被害の明暗を分けたのは“構造の違い”。東日本大震災から14年目、住民たちのホンネ 仙台市 防災マニュアルは策定途上。ノウハウは役員の頭のなかにあった ライオンズタワー仙台広瀬(以下、広瀬)では、入居から7年目、2010年4 月の管理組合定例総
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から丸14年となる11日、県内各地で追悼式典が行われる。津波で多くの犠牲が出た浜通りの自治体のうち富岡町は今年、追悼式典を取りやめて同町仏浜にある「東日本大震災慰霊碑」の前に献花台を設置、震災犠牲者の冥福を祈る形式に変更する。 町では津波で24人が亡くなっており、例年は町内で慰霊祭を行ってきた。だが、参列者が減少していることから開催を取りやめる。11日午後1時半~同3時半、献花台を設置し、発災時刻に黙とうをささげる。町は幅広く参加してもらい、震災の記憶や教訓の継承につなげる考えだ。 追悼式典をすでに取りやめている自治体もあり、浜通りで今年式典を行うのはいわき、相馬、南相馬、浪江、新地の5市町となった。ほかの自治体は町内に献花台を設け、発災時刻に黙とうをささげたり、キャンドルをともしたりする。
東京電力福島第1原発事故による全町避難が続いた福島県双葉町に訪日客の波が押し寄せている。避難指示が一部で解除され、事故を伝える施設が完成。中国語や英語を駆使する支援員がJR双葉駅旧駅舎に駐在し、町の魅力を案内している。 れんが調の旧駅舎は、住民の休憩スペースと観光客の案内所となっている。訪日客に母国のステッカーを貼ってもらうコーナーがあり、1月時点で国数は43カ国に。中国が圧倒的に多く、約180枚中の3割に上る。 訪日客向け観光アプリを展開するナビタイムジャパンの分析データによると、2023年1~8月の訪日客数を19年同期と比べた伸び率で、双葉町は全国の市町村で3位だった。 東京から遠い小さな町になぜ訪れるのか。旧駅舎に駐在する復興支援員が尋ねると「ダークツーリズムの一つ」「原発事故がまた起きないため何をしたらいいかを考えたい」との答えが多い。 双葉町は原発事故で全域に避難指示が出され、5
「今日もオチはありません」 デーブさんは、「東日本大震災からちょうど10年を迎えました。僕はこれからもずっと、日本の皆さんと一緒にいます。あまり面白いことが言えないから笑わせることはなかなか出来ないけど、辛い時、苦しい時は、僕を笑い者にしてください。今日もオチはありません」と温かなメッセージをツイート。デーブさんは普段、ダジャレや小噺のようなツイートで知られるが、震災の被災者や福島第一原発の作業員を気遣うツイートなど真面目な話の最後はいつも「オチはありません」で締めくくっている。 このツイートには、「デーブさん優しい」「愛を感じるなぁ」「朝から泣けた」「デーブさん、いつもいつも日本の事を想ってくれて、本当にありがとうございます」などのコメントが相次いで寄せられている。
東京電力福島第一原子力発電所の事故で除染のために取り除かれ、福島県内の中間貯蔵施設で保管されている大量の土などについて、環境省は、12日開かれた専門家会議で、法律で定められた2045年までの県外での最終処分に向けて、新年度以降の工程表の案を示しました。処分地の決定は2030年ごろ以降としたものの具体的な時期は盛り込まれませんでした。 東京電力福島第一原発事故のあと、福島県内の除染で出た土などは双葉町と大熊町にまたがる中間貯蔵施設で保管されていて、その量はおよそ1400万立方メートル、東京ドーム11杯分にのぼっています。 2045年までに県外で最終処分することが法律で定められていて、国は放射性物質の濃度が低い土について、全国の公共工事などで再生利用したうえで、残りを最終処分する方針ですが、新年度以降、処分地の選定などをどのように進めるかは示されていませんでした。 環境省は12日開かれた専門家
室月淳Jun Murotsuki @junmurot 産科医.#胎児治療,#出生前診断,#超音波診断,#臨床遺伝学 が専門です.仙台在住.著書「出生前診断の現場から」「出生前診断と選択的中絶のケア」「これからの切迫早産管理」など.妊婦さんから直接いただく個別の質問にはお答えしかねますのでご了承ください.ここで述べる見解は所属組織とは関係ありません. plaza.umin.ac.jp/~fskel/cgi-bin… 室月淳Jun Murotsuki @junmurot どのように説明したらわかりやすくなるだろう? 原発事故当時18歳以下だった福島のすべてのこどもを対象に甲状腺超音波検査がおこなわれました.放射線被曝の影響を心配する県内外の声が大きかったためです.しかし事故直後から多数の甲状腺がん疑いが見つかってきたことは専門家の予想外のことでした 2025-02-11 08:31:19 室月
除去土壌の最終処分で4案 容量減だと放射能濃度上昇―環境省 時事通信 内政部2025年02月07日19時02分配信 環境省=東京都千代田区 環境省は7日、東京電力福島第1原発事故の発生に伴う除染で生じた「除去土壌」に関するワーキンググループ(WG)を開催し、福島県外で最終処分する方法として四つの案を示した。処理の段階を踏むごとに容量は減少するが、放射能濃度は高くなるとしており、今後それぞれの案を検討する。 「北方四島に核ごみ」で謝罪 石破首相 同省が示したのは「容量を減らさない」「土をふるいにかけ、高濃度のものを抽出する」「抽出後、熱処理も行う」「熱処理で生じた灰を洗う」―の4パターン。容量を減らさない場合、処分量は約210万~310万立方メートルだが、4段階目の洗浄処理まで行うと約5万~10万立方メートルに減る。最終処分場での埋め立てに必要な面積は約2~50ヘクタールになるとした。 一方
パレスチナ・オリーブは、1998年からパレスチナ北部ガリラヤ地方(1949年からイスラエル領)のオリーブオイルを、2000年からヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けんと、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品をフェアトレードで輸入、全国で販売しています。 毎年生産者を訪問し、通信「ぜいとぅーん」やお話会で、生産者の状況や人々の暮らしを伝えています。 合同会社 パレスチナ・オリーブ 代表:皆川万葉 宮城県仙台市若林区連坊小路135 レインボウハウス1階 Tel.&Fax.022-796-0643 9:00~17:00営業、土・日、祝日定休 1995年、大学生の時にスタディ・ツアーでパレスチナを訪問し、パレスチナの暮らしを知りたい、かかわりたいと思うようになりました。1997年末に「ガリラヤのシンディアナ」がオリーブオイルのプロジェクトを始めたことを
東京電力福島第1原発では7日、2号機から溶融核燃料(デブリ)の微量が回収された。デブリの回収は原発事故後初めて。回収されたデブリは大きさが5ミリ程度の小石状で、重さが0.7グラム。回収後に放射線を測定し、外部被ばくするガンマ線で毎時0.1ミリシーベルト、体内に取り込むと内部被ばくするベータ線で毎時18ミリシーベルトだった。デブリは12日、茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構の研究所に搬入。成分などが分析される。 また、東電は、汚染水などを保管してきた横置き型のタンク計367基の解体に向けた作業に本格的に着手したことを明らかにした。未使用の28基から開始し、汚染度の高いタンクも解体していく。2026年度末ごろに終える予定で、解体片は構内で保管する。
東京電力福島第1原発事故の除染作業で発生した土「除染土」を、国が再利用する方針を巡り、反対を訴える集会が17日、東京・永田町の衆院第2議員会館で開かれた。会場とオンラインで約160人が参加し、人や環境への影響などについて学び、意見交換した。
東京電力福島第1原発事故による食品の放射能汚染を調査する民間団体が、インターネットのフリーマーケットサイトで今秋以降に購入した野生キノコの3割で、食品基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと明らかにした。厚生労働省は、匿名でも配送できるフリマサイトで売られる食品の抜き打ち検査をしているが、限界が示された(大野孝志) 食品と放射性セシウム 食品摂取による体内の放射能汚染をできる限り避けるため、食品衛生法で濃度の基準値を定めている。福島第1原発事故を受け、現在の規制値は一般食品で1キロ当たり100ベクレル、乳児用食品と牛乳は50ベクレル、飲料水10ベクレル。計算上は規制値の食品を1年間毎日食べ続けても、一般人の年間被ばく限度の1ミリシーベルトを下回る。 調査したのは、NPO法人みんなのデータサイト福島ラボ(福島市)。フリマサイト大手メルカリを中心に、9月以降に販
東京電力福島第1原発事故に伴う除染で、福島県各地で大量の汚染土が発生し、これらは原発周辺一帯に設けられた中間貯蔵施設に搬入された。搬入開始から今年3月で10年となり、あと20年以内に汚染度合いの高い土は県外で最終処分し、この施設をなくすのが国の約束だ。果たして約束は守られるのか? 見学会に参加したり、地権者に同行したりして施設の現状を見て回った。(山川剛史) 何度訪れても、この施設の規模には圧倒される。福島第1を取り巻く大熊、双葉両町にまたがる国道6号の東(海)側の地域は、国が全て施設エリアに指定し、地権者も許可なく出入りできない。広さは約1600ヘクタールあり、例えるのが難しいが、東京都渋谷区(1511ヘクタール)がすっぽり入る。
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