米軍で活用されている「サムスン戦略フォン」=サムスンSDS(c)KOREA WAVE サムスン戦術フォン(Tactical Edition、TE)は、完全かつ正確な共同作戦のための状況認識性を強化したことが特徴だ。さまざまな作戦環境で迅速な情報の取得、共有、分析を可能にするため、オペレーターによってテストされ、実証された独自機能を備えており、米軍だけでなく他国の軍隊からも関心を集め、実際に使われている。 韓国サムスンSDSのモバイルセキュリティ事業企画プロフェッショナルを務めるイ・ジンミョン氏は20日、ソウルで開催された「サムスンSDSデジタルイノベーションデー」で、米軍がサムスン戦術フォンを採用した理由について説明した。この日のテーマは「韓国軍のデジタル戦場革新の方向性」だった。 サムスン戦術フォンは、2012年に米国防総省とサムスンのエンジニアが協力して開発した。当時、両者はカスタマイ