天気予報を電話で案内する「177」のサービスは1955年に開始され、1988年ごろには年間3億件以上の利用がありましたが、2023年度は556万件と最盛期の2%程度まで落ち込んでいました。 120を超える地域ごとに気象情報を3分程度で聞くことができる手段として、長年、親しまれてきましたが、今後も利用客の減少が見込まれることからNTT東日本と西日本は先月31日でサービスを終了しました。 SNS上では「ネットがない時代に遠い街の市外局番を付けて天気予報を聞いたのはいい思い出だった」とか「地方ごとに予報を読む人の独特のなまりやイントネーションがあって面白かった」などと、利用当時を懐かしむ声やサービスの終了を惜しむ声が多くみられました。
