チュニジアの首都チュニスにある市場で、ニンニクを買う男性(2020年3月12日撮影)。(c)FETHI BELAID / AFP 【3月13日 AFP】チュニジアで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防にニンニクが効くというデマが広がり、世界保健機関(WHO)が注意を喚起しているにもかかわらずパニック買いが発生し、ニンニク価格が高騰している。 チュニジアの中央市場やスーパーマーケットなど小売店では今週、ニンニクの価格が1キロ当たり20~25チュニジア・ディナール(約740円~920円)に上昇した。同国の平均月収は約600チュニジア・ディナール(約2万2000円)。 首都チュニス南部で商店を営むハメス・ナブリ(Khames Nabli)さんは、「これまでは(ニンニクを)1キロ当たり8チュニジア・ディナール(約290円)で5キロ仕入れ、12チュニジア・ディナール(約440円)で販売
