シリア北東部の油田付近で警戒に当たる米兵(2023年6月14日撮影、資料写真)。(c)Delil SOULEIMAN/AFP 【4月19日 AFP】米国防総省は18日、シリアに駐留している米軍を今後数か月以内に1000人未満に削減し、規模を半減すると発表した。 米政府は、10年以上前にシリア内戦の混乱に乗じて同国および隣国イラクで広大な領土を占領したイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦に参加し、その一環としてシリアに部隊を駐留させてきた。その後、ISは両国で大敗を喫したが、依然として脅威となっている。 国防総省のショーン・パーネル報道官は「本日、国防長官はシリアに展開している駐留米軍の拠点統合を指示した」「これにより、今後数か月以内にシリア駐留米軍の規模は1000人未満に縮小される」と発表した。拠点の統合場所については明らかにしていない。 さらに、「米中央軍は、シリアにおける
