とーちゃん(さん付け不要) @knightma310 昭和初期の頃の話… 阪急百貨店本店の大食堂はカレーライスが人気だった。 それが昭和の大恐慌で、カレーより安いライスを頼んで カレーと同様にライスにテーブル備えつけのソースをたっぷりとかけた 「ソーライス」を食べる客が増えた。 ライスしか売れず備え付けのソースは減っていくので他の食堂では嫌がられ 「ライスだけのお客様お断り」の貼り紙が出たほどだったという。 …しかし阪急創業者の小林一三は逆に ライス単品の時は福神漬をちょっと増やすよう指示。 ライスだけ注文する客を喜んで迎え入れた。 小林翁曰く 「不景気の今は苦しくても、人間努力してれば運は上向いてくる。 彼らも何年かしたら結婚して家を買い、家族を連れてここに来るだろう。 そんな時に家族と『苦しい時にここでソーライスを食べて頑張ったんだよ』 って思い出を語りながら、色んなメニューを頼んでく
