>義務化に伴い火災報知機を取り付けないまま火災になった場合いに、火災保険が支払われない 大いに考えられる話です。なんせ、何でも理屈をこねて保険金の支払いを渋るあるいは減額するののが、損害保険会社の常套手段ですからね。そうでなけねば会社は儲からないし、一方善意に解すれば、保険料の高額化を防げなくなり、チャンと火災報知機をつけ火災を防ぐことに努めている無事故の被保険者が、割を食らい、不公平な結果になるからです。保険制度では加入者の公平性が重視されます。法を守る者と守らない者とを同一には扱うわけにはいかないでしょう。 根拠は、約款には「本人の故意や重過失による事故の場合には、保険金を支払わない云々」の旨の規定が必ずあるはずです。 火災報知機を取り付けが法的義務となり、それを守らなかったため火災が防げなかったような場合には、上記の約款に抵触すとされる可能性は大きいですね。民法上の公序に反するからで
