アメリカ、ラスベガスで先週開かれた世界最大規模のテクノロジー見本市、CES。 世界各地から4500社以上が参加し、来場者は14万人を超えた。 ことしも自動車メーカーの出展が目立ったが、会場を見て回り強く感じたのは、もはやAIや高度なソフトウエアの搭載がクルマの大前提となっていることだった。 自動車産業の競争は新たな次元に突入している。 (経済部記者 西園興起) ラスベガスで7日から10日まで開かれたテクノロジーの見本市、CES。 もともとは家電の見本市としてスタートしたが、最近では生成AIや、自動車などのモビリティーの注目度が高まっている。 会場では異業種も含めて、クルマの最先端の技術が紹介されていた。 人だかりができていた展示の1つが、中国の自動車大手が立ち上げた高級EV(電気自動車)ブランド「Zeekr」だ。 高速道路上で自動での車線変更や合流など高度な運転支援が可能で、都市部の一般道
