この画像を大きなサイズで見る 日本でも、営利目的のブリーダーが酷い環境下で犬や猫の繁殖を行っていることが問題視されているが、アメリカでは法律でそれが規制される動きが高まっている。 今年7月、米アリゾナ州の連邦裁判所は、同州都であるフェニックス市のペットショップで販売もしくは譲渡できるのは保護施設の犬猫に限るという決定を下したそうだ。 フェニックス市はすでに、営利目的のブリーダーから動物を調達することを禁止する条例を2013年に制定していた。今回の裁判は、同市で展開するペットショップ「Puppies’ N Love」が同条例を違憲として訴えたものだが、連邦裁判所判事はこれを退け、さらにこれまでは非営利の良心的なブリーダーの犬猫の販売は禁止していなかったものを、「保護動物に限定する」という一歩進んだ決定を下したことになる(なお、シリアスブリーダーと呼ばれる、良心的な個人ブリーダーから市民が直接
