Aさんは交通事故(追突)の被害に遭い、むち打ちになってしまいました。 その結果、相手側保険会社より慰謝料(示談金)をもらえることになりました。その額は65万円でした。 一方、Bさんも似たような交通事故の被害に遭い、相手側保険会社より慰謝料をもらえることになりました。 その額は500万円を少し超えました。 ── あれ? えっ、えっ?何で? おかしいですよね。同じ程度の被害だったのに、どうしてそんな何百万円もの差が出てしまうのでしょう? まず覚えておいてほしいのが、保険会社の社員はあなたの敵です。味方ではありません。 どういうことかというと、あなたがホントは500万円の慰謝料をもらえたとします。 そうするとそれをできるだけ低くしようと、いろんなワナを用意してくれるわけです。 交通事故により入院や通院で一時的に働けなくなった人の場合、 休業損害という補償が受けられることはご存じですか? 仕事を休