湯之上隆の視点 » ブログ » インサイダーズ » 湯之上隆の視点 半導体メーカーの2社統合問題(1)−なぜ、2社統合がうまくいかないのか 2009年6月 4日 |湯之上隆の視点 前回、分社化における問題を取り上げた。本稿では、分社化後に2社が経営統合する際の問題を3回に分けて考えてみる。第一回目は、2社統合によりどのような摩擦や混乱が生じるかを考察する。エルピーダメモリやルネサステクノロジなど、2社が経営統合した際、2社の技術融合によるシナジー効果“1+1=3”が期待された。しかし、現実は、目論見通りに行かなかった。2社の設計技術を融合することはできなかった。プロセスの“良い所取り”は不可能だった。2社の量産工場で計画通り量産することができなかった。それはなぜなのか? [→続きを読む] 日本半導体の第二次再編について――分社化に伴う危険性 2009年4月 6日 |湯之上隆の視点 2008
