ことし9月、横浜市の京急線の踏切で、立往生していたトラックと電車が衝突した事故で警察は24日未明、この電車の運転士を同じタイプの車両に乗せて現場付近を走らせ、当時の状況を確認しました。 警察は死亡した運転手が、踏切の遮断機が下りてきたにもかかわらずそのまま進入したのが事故の原因とみて、過失運転傷害などの疑いで捜査しています。 警察によりますと、電車の28歳の運転士はこれまでの調べに対して「信号が見えてすぐに通常のブレーキをかけ、そのあと非常ブレーキもかけたが間に合わなかった」と話しているということです。 このため警察は、営業運転が終わったあとの24日午前1時すぎ、この運転士を同じタイプの電車に乗せて現場付近を走らせ、事故当時の状況を確認しました。 運転士には、異常を知らせる信号に気がついた位置や非常ブレーキをかけたタイミングなどについて説明を求めたということで、警察は事故原因などをさらに詳
アメリカのとある町で、道路を走っていたポルシェが民家の2階に突っ込む事故が発生。「どうしてこうなった?」と海外で注目を集めていました。 事故があった民家のようす(画像は927wobmより) 事故があったのは米ニュージャージー州トムズリバー。11月10日の午前6時34分ごろ、現地警察に事故を知らせる連絡があり、警官たちは市内を南北に走る主要道路の1つ「フーパー・アヴェニュー」の現場へ向かいました。 事故現場に到着した警官たちの目の前には、なぜか2階の外壁が崩れ落ちた民家。交通事故と聞いてやってきた警官たちは困惑しますが、崩れ落ちた外壁の向こうにポルシェの姿を発見して、すぐに事態を飲み込みました。 警察や消防などが協力して民家からポルシェを取り除いた(画像は927wobmより) なぜこんな事故が起きたのか。現地警察の発表によると、ポルシェを運転していたドライバーは当時、北部へ向かって走行してい
ことし9月、横浜市で起きた京急線の脱線事故で、踏切内の異常を知らせる信号機について、当初、会社が説明していた踏切の600m手前からは運転士が目視で確認できないことが分かりました。京急は再発防止策として信号機の設置場所などを見直す方針です。 事故が起きた踏切には異常を知らせる専用の信号機が3つあり、このうち最も手前にある信号機は踏切からおよそ340mの場所にあります。 京急は当初、踏切の600m手前から運転士が目視する事ができると説明していましたが、その後の会社の調査で、この地点からはカーブなどがあって目視で確認できないことが分かりました。 このため会社は再発防止策として、運転士が600m地点でも確認できるよう、信号機の設置場所などを見直す方針です。 具体的には、信号機の数を増やすことなどを新たに検討しているということです。 この信号機について会社側は、時速120キロで走行する快特電車が停止
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 「現場の判断」を重視し、機械任せにしない京急電鉄の社風にはファンも多いが、それが社員の過度の負担になっている可能性はないだろうか? Photo:JIJI トラック運転手1人が死亡した京急電鉄の踏切事故。原
「運転歴」を報じることの妥当性 今月5日、京急本線の神奈川新町駅近くの踏切で、トラックと列車が衝突する事故が発生した。この事故については、すでに各メディアが大きく報じているので、ご存知の方も多いだろう。 事故の詳細は、現在調査中だ。もちろん、トラックが踏切で停車したままになったことが主因であることは疑いないのだが、トラックがこの踏切を通ることになった理由や、列車と衝突するに至った原因などは、まだわかっていない。 とはいえ、電車と日々向き合っている人は、現時点でもこの事故や、事故原因についての報道に関して、いろいろと思うことがあるはずだ。そこで今回は、大手鉄道会社に所属する電車の運転士と、鉄道車両メーカーに所属する電車の設計技術者に、現時点での見解を聞いてみた。二人とも勤続年数20年以上のベテラン社員だ。 まず、この事故についてどう思うか聞いてみたところ、運転士は「鉄道会社としてあってはなら
石井啓一国土交通大臣は9月6日に開催された会見で、9月5日11時43分頃に京浜急行電鉄(京急)で発生した踏切衝突事故について記者の質問に答えた。 この事故は京急本線神奈川新町~仲木戸間の踏切で発生。青砥発三崎口行きの快速特急列車と、沿線の道路から右折して踏切に進入したトラックが衝突し、死傷者34人(大臣の発言によると31人)を出す惨事となった。 トラックは遮断機が下りた後も踏切に留まった状態となっていたが、石井大臣は、そのような障害物を検知する装置が正常に作動していたこと、当時、踏切付近にいた京急の社員が非常ボタンを操作していたことを明らかにしている。 この事故を受けて国土交通省では、鉄道局や自動車局、関東運輸局に対策本部を設置。運輸安全委員会から3人の調査官、事業用自動車事故調査委員会から5人の調査員、関東運輸局から4人の職員を現地に派遣し、原因究明にあたらせているという。 石井大臣は「
5日昼前、横浜市の京急線の踏切で、電車とトラックが衝突して複数の車両が脱線し、トラックの運転手の男性が死亡し、乗客など33人がけがをしました。トラックは踏切内で立往生したとみられ、警察が詳しい状況を調べています。 5日午前11時40分ごろ、横浜市神奈川区の京急線の踏切で、8両編成の快特電車がトラックと衝突して先頭から3両目までが脱線しました。 トラックはめちゃめちゃに壊れて炎上し、一時、黒煙が激しく上がりました。 警察によりますと、大型トラックを運転していた千葉県香取市の運送会社の本橋道雄運転手(67)が死亡し、乗客など33人がけがをしました。 当初、重傷とされた20代の乗客の女性も含め、いずれもけがの程度は軽いとみられています。 このほか数人が体の痛みなどを訴えましたが、病院への搬送は辞退したということです。 京急によりますと、この電車は青砥発三崎口行きで横浜方面に向かっていて、乗客およ
9日夜、青森県沖で通信が途絶えた最新鋭のステルス戦闘機「F35A」について、航空自衛隊は、現場周辺で尾翼の一部が見つかったことから墜落したと断定しました。事故機からは直前に「訓練を中止する」という通信があったということで、航空自衛隊は何らかのトラブルが起きた可能性もあるとみて原因を調べるとともに、パイロットの捜索を続けています。 自衛隊の航空機などが捜索にあたった結果、9日夜遅く、左右の尾翼の一部が海上で見つかり、航空自衛隊は機体が墜落したと断定しました。 事故機には40代の3等空佐の男性パイロット1人が乗っていましたが、これまでのところ見つかっておらず、捜索が続けられています。 航空自衛隊によりますと、事故機は当時、ほかの同型機と合わせて4機で訓練中で、直前には事故機からほかの機体に対し、「訓練を中止する」という通信があったということです。 航空自衛隊は訓練中に何らのトラブルが起きた可能
17日未明、静岡県南伊豆町の石廊崎から、およそ20キロ沖合で、フィリピン船籍のコンテナ船から「アメリカ海軍の船と衝突した」と、第3管区海上保安本部に通報がありました。アメリカ海軍の船はイージス駆逐艦で、船体の右側の側面が大きく壊れ、乗組員7人と連絡が取れなくなっているほか、1人がけがをしているということで、確認を進めています。 下田海上保安部や、アメリカ海軍によりますと、衝突したと見られるのは長さ222.6メートル、総トン数2万9060トンのフィリピン船籍のコンテナ船と、長さ154メートル、総トン数8315トンのアメリカ海軍横須賀基地所属のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」だということです。 第3管区海上保安本部によりますと、駆逐艦からの情報として、乗組員7人と連絡が取れなくなっているほか、1人がけがをしているということで、確認を進めています。 NHKのヘリコプターが撮影した映像では、イ
28日朝、横浜市で路線バスや軽トラックなど合わせて3台が絡む事故があり、はずみで軽トラックが登校中の小学生の列に突っ込みました。警察によりますと、心肺停止になっていた小学1年生の男の子が死亡したほか、小学生8人を含む11人がけがをして病院に搬送され、警察が事故の状況を詳しく調べています。 警察によりますと、この事故で心肺停止になっていた小学1年生の6歳の男の子の死亡が確認されました。このほか、小学生8人と軽乗用車などに乗っていた男女3人の合わせて11人がけがをして病院で手当てを受けています。11人のけがの程度は軽いということです。また、路線バスには当時、乗客らおよそ30人が乗っていましたが、けがはありませんでした。 横浜市教育委員会によりますと、事故当時、現場にいたのは小学1年生から5年生までの男女合わせて9人の児童で、集団登校をしていたということです。 現場は、京浜急行や横浜市営地下鉄の
8月24日未明、神奈川県相模原市の米軍補給基地で爆発が起こった件(関連記事)で、在日米軍は公式Facebookページで爆発現場の写真を公開しました。 説明によると、爆発が起こったのは窒素や酸素、フロンや圧縮空気といったボンベ類の保管に使われていた倉庫で、特に危険物などは保管されていなかったとのこと。また弾薬類や放射性物質なども含まれていなかったとしています。 公開された写真には、無数のボンベとみられる物体が散乱している様子や、屋根が吹き飛んだ建物などが映っており、爆発の大きさをうかがうことができます。現在、爆発の原因などについては軍当局および相模原市消防署により調査中とのことです。 advertisement 関連記事 神奈川県相模原市の米軍基地で爆発 炎や爆発音が写真・動画で投稿される 赤々と燃える炎や立ち上る煙がネットに投稿された写真に写っています。 神奈川県川崎市の工場で火災が発生
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