電王戦,なんで勝てたんですか?――「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第15回は,「BM98」を開発した伝説的なプログラマー・やねうらお氏がゲスト 副編集長:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 123→ 連載第15回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。今回は,1990年代後半にネット上で一大ブームとなった「BM98」の開発者として知られ,最近では,ドワンゴが主催するコンピューター将棋大会「将棋電王トーナメント」(以下,電王トーナメント)でめざましい活躍を見せる,プログラマーのやねうらお氏がゲストです。 5歳からプログラミングを始め,学生時代はゲームの解析を趣味としていたというやねうらお氏ですが,そんな氏が「BM98」の開発に至った経緯,あるいは電王トーナメントへの参加を決めたいきさつなど,さまざまなことについて語ってもらいました。また,
ウェブを「バカと暇人のもの」と看破し、ネットの敗北を宣言した中川淳一郎さんには、はてなブログやはてなブックマークはどのように映っているのだろう? はてなブログのコンテンツを専門に掲載する当ブログとしては、ときに外部からの厳しい指摘を受けたほうがよいのではないか。そう覚悟しつつインタビューを実施。意外と好印象の評価と、決定的なダメ出しというジェットコースターのごとき中川さんのトークを、ほぼノンストップで構成しました。どうぞ一気にお読みください。 取材:加野瀬未友(id:kanose) 構成・執筆:編集部 アンチだと思われてるかもしれませんが、インターネットのすごさはオレも早くからわかってたんですよ。2001年ごろは知的レベルの高い人たちが議論を交わしたりしていて、インターネットの良さがあったと思うんです。 オレが2006年にニュースサイトの仕事を始めたころは、まだネットユーザーも少なかったし
ドワンゴの創業者で、代表取締役会長兼CTO、ニコニコ動画生みの親で、スタジオジブリの見習い社員でもある川上量生氏。独自過ぎる路線でインターネット業界に話題を提供し続ける川上氏が、先月、初めての単著『ルールを変える思考法』(KADOKAWA)を上梓した。 身をもって体験したネットワークゲームの世界の深さやドワンゴ設立の経緯、ニコ動に打って出た背景、そして「ニコ動は近い将来滅びる。それが運命」という予測までが、率直な言葉で綴られている。 そんな川上氏は、これからのドワンゴ、ひいてはIT業界全体の行く末をどう見据えているのか。著書をもとにそれを尋ねるつもりだったのだが、話は思わぬところから転がり出した。 当代きってのビジョナリストが語る「異端児の正論」に耳を傾けてみよう。 株式会社ドワンゴ 代表取締役会長 CTO 川上量生氏 1968年生まれ。スタジオジブリ・プロデューサー見習い。株式会社カラー
fluentdのほかにもバイナリシリアライゼーションフォーマット「MessagePack」の開発などで知られる古橋氏だが、学生時代からその技術力の高さには定評があり、注目され続けてきたスーパーエンジニアでもある。 今回、fluentdのユーザーでもあり、古橋氏とは旧知の仲でもあるグリー 開発本部 リーダーの森田想平氏がインタビュアーとなり、fluentdにまつわるトピックや、トレジャーデータでの開発、オープンソースへの想いなどを訊いている。本稿では、その模様をお伝えしながら、“エンジニア・古橋貞之”の魅力に迫ってみたい。 fluentd v11の注目ポイント 森田 まずは、グリーでも大変お世話になっているfluentdについて、いろいろ聞かせてください。開発中の新バージョン(v11)では、かなり大きな変更や機能追加があると伺っていますが、注目ポイントをいくつか教えてもらえますか。 フィルタ
離職率を劇的に低下させたサイボウズが新たに整えた制度は、なんと「社員が会社を辞めやすい」制度だった。「育自分休暇」という制度が生まれる背景とは一体何なのか?その活用のされ方やサイボウズが目指す組織の理想形に迫った。 ▼サイボウズ社長・青野氏へのインタビュー第1弾 サイボウズ青野社長に聞く、離職率を28%から4%に下げる方法。 退職後、6年間復帰可能な制度 様々な人事制度を整えることで、社員個人個人の求めるワークスタイルを実現し、一時は28%まで高まった離職率を4%まで低下させたサイボウズ。 しかしサイボウズは昨年、一風変わった「育自分休暇」という制度を整えている。35歳以下のエンジニアやスタッフを対象とした、転職や留学など、環境を変えて自分を成長させるために利用できる制度で、利用者には「再入社パスポート」が交付され、退職後6年間は復帰が可能というものだ。 「人事制度は常に変わっていくもの」
ツイキャスのエンジニア求人にエントリーする、まず話を聞いてみる!! サービスを一緒に世界に広げてくれるソフトウェアエンジニアを募集! Part2:せっかくサービスを作るなら、世界に通用するものを作りたい ■ツイキャスはわずか3人で動かされている? 衛:今ツイキャスって3人体制でやっているじゃないですか?エンジニアは赤松さんと、あとは誰がやっているんですか? 赤:エンジニアは私と、ソフトエンジニアが1人います。他にシステムインフラのエンジニアが1人います。あとは、デザインを手伝ってくれている人が1人いますね。 衛:それってすごいですよね。では実質エンジニアリングをしているのは3人ということですよね。これだけのサービスを、中々3人では運営できないですよね。。 赤:いや、中々私の時間がないのでまずいです(笑) アプリがリリースできなくて困っているって言う、、。 衛:ところで、システムの構成はどの
任天堂の宮本 茂氏に聞く,「ピクミン3」の魅力――「インタラクティブメディアは,“自分”が関わっていることが一番面白い」 編集部:TeT カメラマン:増田雄介 123→ 任天堂は本日(2013年7月13日),Wii U専用ソフト「ピクミン3」を発売する。価格はパッケージ版,ダウンロード版共に5985円(税込)。 なお,本日から2013年7月19日(金)の期間中は「夏の新作 早期購入割引キャンペーン」として,ニンテンドーeショップでのみ,ダウンロード版を10%オフの5387円(税込)で購入可能だ(※ダウンロードカードやダウンロード番号によるソフト引き換えはキャンペーン対象外)。 シリーズ第一作の「ピクミン」は,2001年にニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売された,可愛らしい見た目とは裏腹に骨太のゲーム性で多くのファンを魅了した作品である。2004年には,続編にあたる「ピクミン2」が
なぜLinuxを生み出せたのか? それはぼくが若くてバカだったからだよ!─LinuxCon Japan 2013で2年ぶりに来日したLinus Torvalds名言集 2年ぶりに日本の地を踏んだLinus Torvalds氏 「Linusと私の娘はよく似ている。2人とも、私にとって非常に大切で愛らしい(adorable)存在で、まったくもって天才としか言いようがない。そして2人とも私の言うことをいっさい聞かない」─5月30日、Linux Foundationのエグゼクティブディレクターとして日本のLinuxユーザにもおなじみのJim Zemlin氏は、東京・椿山荘で開催された「LinuxCon Japan 2013」2日目キーノートにおいてLinus Torvalds氏をこのように紹介しました。 Linuxの生みの親であり、誕生から20年以上経った現在もカーネル開発の最高責任者であり続
独自アルゴリズムで自分に合ったニュースを自動的に集めてくれる「Gunosy」は東大出身のエンジニア集団を中心に作られており、2011年10月25日のリリース以降、破竹の勢いでユーザー数を伸ばし続け、2012年秋に法人化、そして2013年4月にはついに登録ユーザーが13万人に到達しています。一体どのようなチームがどういった環境で開発・運営をしているのかというコアの部分を明らかにするため、Gunosyチームの働いているオフィスに突撃してみました。 Gunosy(グノシー) http://gunosy.com/ ◆いざオフィスへ 日比谷線神谷町駅近くにあるこのビルの中にGunosyは新しいオフィスを構えています。 セキュリティチェックを通過して上のフロアへ移動 オフィスの入り口へ到着 ここで間違いありません、ちゃんと表札に「Gunosy」の文字。 Gunosy開発チームの面々 窓際に置いてある日
アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部 アナリティクス インテリジェンス グループ統括 シニア・プリンシパル 工藤卓哉氏 慶應義塾大学を卒業しアクセンチュアに入社。コンサルタントとして活躍後、コロンビア大学国際公共政策大学院で学ぶため退職。同大学院で修士号を取得後は、ブルームバーグ市長政権下のニューヨーク市で統計ディレクター職を歴任。在任中、カーネギーメロン工科大学情報技術科学大学院で修士号の取得も果たす。2011年に帰国し現職に。Accenture SAS Analytics Group数理統計アーキテクト顧問委員会でアジア太平洋地区代表顧問も務める データ・サイエンティストは統計データを分析するだけの仕事ではない データ・サイエンティスト。日本ではおそらく1000人に満たないであろう、この職に就くのはどのようなタイプの人間なのだろうか? 外界との接触を好まない象牙の
── 楽曲制作や取材などで多忙な日々かと思います。ゲームがお好きだそうですが、どのように時間を確保していますか? kz:僕は、夏休みの宿題を最後にやるタイプなんです。だから、まず好きなことをどれだけ忙しくても「ちょっとだけ」やるんですね。例えば、続き物のゲームをちょっとやる。すると、続きが気になるので、頑張って仕事しようって気になる(笑)。それを明日への活力にして、どんどん追い込まれていく。 追い込まれると、僕はだいたい作るものが良くなるんです。音楽に関していえば、今回のアルバムに入れた「Redial」がいい例なんですが、作るのに約1カ月かかって、自分としてはすごい苦労した。色々なプレッシャーに追い込まれちゃって。でもこれは例外で、基本的には長い時間をかけたからといって、いいものが生まれることはありませんね。むしろ、長い時間をかけると良くない。変に凝り固まったり行き詰まったりしちゃって。だ
今後ますます“サービスをマネジメントする視点”を備えたエンジニアの需要が高まると語る一方で、“技術を極める”という方向にもエンジニアが生き抜く術はあるという野澤さん。果たして、どんな技術を掘り下げていくべきなのか。国内外のさまざまなエンジニアの仕事を間近で見てきた野澤さんが語る、キャリア論第2弾。 ▼インタビュー第1回はこちら エンジニアは“サービスのマネジメント”を学ぶべし―Origami 野澤貴のキャリア論[1] から読む やりながら考えること。「止まる」のが一番ダメ。 ― ご自身で立ち上げたネイキッドテクノロジーではもちろん、ミクシィにいらっしゃった際にも、面接官としてエンジニアと接する機会も多かったと思います。日本のエンジニアを見ていて、何か気づいたことなどありますか? 僕が知っている範囲は限られているので偉そうなことは言えないのですが… あくまで個人的な印象ではありますが、特に
GitHubの誕生で、コントリビューターの存在意義が高まった Matz そもそも増井さんがMobiRubyを世界に広めたいという一番の理由って何? 増井 オープンソース開発の世界で自分のアイデンティティを築きたいという思いからです。もし海外で働きたい、エンジニアとして知名度を上げたいと思った時に、何かプロダクトがないと難しいかなと。なので、今はMobiRubyを成功させたいと思っているんです。 Matz なるほど。何でも聞いてください。 増井 まず、オープンソース開発でこの10年の間に大きく変わったのが、コミュニティのあり方だと思うんです。特に、GitHubがあるかないかってすごく大きい。まつもとさんは、GitHubがあることで一番違うと感じるのはどんなところですか? Matz 10年くらい前、つまり「GitHub以前」って、バグレポートもイシュー管理も新しいリクエストも、パッチもアナウン
感度の高いWEB業界人の間で密かに話題を呼んでいる、eコマース系のスタートアップ《Origami》。その技術統括者が野澤貴さん。未踏プロジェクトを経て起業、さらにミクシィでサービス開発戦略の立案・推進に携わるなど、幅広い経験を経験を積んだ野澤さんが見据える、エンジニアの理想的なキャリア像とは? 起業すべきか。大手で働くべきか。両方を知るエンジニアのキャリア論。 2013年3月現在。秘密のベールに包まれたeコマース系スタートアップ《Origami》が静かな話題になっている。明らかなのは『売る、買う、を新しく』というサービスメッセージ。そしてその開発チームが、抜群に優秀なメンバーで構成されていることだけだ。 メンバーの国籍はさまざま。そのプロフィールには、ハーバード大学ビジネススクール修士課程、オックスフォード大学博士課程、といったフレーズが、さも当たり前かのように並んでいる。 同社のFace
「完全に狼狽(ろうばい)した」――「はてなブックマーク」(はてブ)リニューアルのディレクターを務めたはてなのディレクター・伊藤博典さんは、リニューアルに対するユーザーの反応を見た感想を率直にこう語る。 1月8日、はてなブックマークのトップページとカテゴリーページをリニューアル。アルゴリズムを刷新し、同じ記事が長く滞留しないようにしたほか、デザインも一新。ブルー一色のリスト風の記事一覧からカラフルな配色に変え、一部ページではタイルを並べたようなデザインに刷新した。 大幅なリニューアルは2008年以来、4年ぶり。思い切った刷新を評価する声がある一方、ドラスティックな変更に対する否定的な意見も殺到し、ブログ記事のブックマークには「これはひどい」タグが付き、「見づらくなった」など辛らつな声が次々に寄せられた。 4年間変化のなかったトップページをガラリと変えれば、ユーザーは驚くだろうと想定はしていた
【サービス終了のお知らせ】 この度、2025年3月3日をもちまして、「Tech総研」を終了させていただくこととなりました。 長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
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