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新たな門出を迎える二人の思いに寄り添い、自分たちらしい結婚式をオーダーメード

2人の心にある「自分たちらしい式」をかなえる結婚式のプロ

松元崇

松元崇 まつもとたかし
松元崇 まつもとたかし

#chapter1

フリーランスのウェディングプランナーとしてトータルプロデュース

 「100組のカップルがいれば100通りの思いやおもてなしがあります。人生の門出を迎えるお二人が本当に大切にしていることをカタチにいたします」と呼び掛けるのは、「Wedding Crew」代表の松元崇さん。

 都内の式場で450件以上の結婚式を手掛け、2020年に地元・仙台へ帰郷。フリーランスのウェディングプランナーとして挙式・披露宴をオーダーメードしています。

 「予算を抑えながらも、自分たちらしい式を挙げたいという方々の声に応えます。家族だけで和やかに会食をしたい、厳かに神前式を執り行いたい、友人を呼んでパーティーを開きたい、子どもと一緒にアットホームに集いたいなど、ご要望をお聞かせください」

 レストランや公共施設、神社など、お気に入りの店や思い出のロケーションを会場にすることが可能。形式にとらわれず、自由度があるのが何よりの魅力だと言います。

 「決まったプランから選ぶのではなく、一つ一つお二人と一緒に作り上げます。カジュアル、シックなど、どんな雰囲気にしたいか、好きなお花やよく聴く音楽も伺い、イメージを膨らませます」

 松元さんは、フォトグラファー、フローリスト、ヘアメイクアーティストなど、各分野のプロと連携し、チームで新郎新婦をサポートします。

 「お客さまの希望をかなえるため、一丸となって全力を尽くします。ドレスとタキシード、色打ち掛けや白無垢、羽織はかまと、お望みの衣装をまとい、地元の商店街や街角、イルミネーションや純白の雪原を背景にしたり、桜の木の下や菜の花畑などで季節感を出したり。写真撮影もいたします」

#chapter2

幼馴染の心温まる結婚式をきっかけにウェディングプランナーの世界へ

 松元さんがウェディングプランナーを志したのは、幼少時代からの幼馴染の結婚式に参列したことがきっかけです。

 「新郎新婦の表情が輝き、ゲストが心から『おめでとう』と祝福する温かい空間でした。もともと人のために何かをすることが好きだったので、『ぬくもりに満ちた場を作る仕事がしたい』と直感しました」

 ビジネススクールでコンセプトメイクやコーディネートなどを学びますが、プランナーの就職が難しく、卒業後は結婚式場の音響スタッフとしてキャリアをスタートします。

 「その後、ホテルでベルボーイやフロントスタッフをするなど接客技術を高めながら、ウェディング業界への道を模索しました。結婚式のことを考える時間が幸せでしたから、夢を実現することを絶対に諦めませんでした」

 転機は2011年の東日本大震災です。業界も打撃を受ける中、最後のチャンスだと東京で挑戦することを決意。松元さんは20代後半で上京し、念願だったウェディングプランナーとして始動します。

 「遠回りをしながら7年間かかりましたが、自分が本当にやりたかった仕事がここにあると確信しました。経験がない中、初めてのご案内では喜び多き日をお手伝いすることへの熱意を一生懸命に伝えました。幸運なことにそのお客さまが最初の成約客となり、結婚式をプランニングすることができました」

 仙台に戻ってからは、伝統的な結婚式が主流のブライダル事情を目の当たりにし、「もっと選択肢があってもいいのでは」と感じ、フリーランスとして柔軟に活動することを決めます。

松元崇 まつもとたかし

#chapter3

生まれた街、住んでいる街など地元で挙げる結婚式をプロデュース

 「人生の晴れの日で妥協したり、後悔したりすることがないようにベストを尽くしたい」と語る松元さんは、二人にじっくり寄り添いながら丁寧にプロセスを進めます。

 「予算が心配な方、子どもがいるため準備に時間をかけられない方など、さまざまな事情を抱えた方がいらっしゃいます。どのようなケースでも、打ち合わせを通じてニーズを的確に捉え、お二人に合った結婚式をご提案することを心掛けています」

 昨今はSNSで海外のガーデニングウェディングを見て「こういう式を挙げたい」とリクエストを受けることもあります。

 「日本では天気の心配があるので、窓が大きく開放感があるレストランに好みのフラワーアレンジメントを施しました。日の光と色とりどりの花でお庭のような空間を演出したところ、とても満足していただきました。創意工夫して理想に近づけることが私どもの役割だと思っています」

 また、都市部に行かずとも、生まれた街、住んでいる街で「地元の良さを生かした結婚式をしてほしい」と自治体などと連携し、公共施設や観光地を活用したプランを展開。宮城県をはじめ、東北6県でのプロデュースを視野に入れています。

 「結婚式は笑いあり感動の涙ありと、ライフイベントの中でも特別な存在でかけがえのない1ページになります。式を挙げようか迷っている方も、ぜひ気軽にご相談ください。予算感や準備期間など、何でも質問にお答えします。お二人にとって最高の一日を一緒に創りましょう」

(取材年月:2025年2月)

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松元崇

2人の心にある「自分たちらしい式」をかなえる結婚式のプロ

松元崇プロ

ウェディングプランナー

Wedding Crew

フリーランスのウェディングプランナーなので式場にしばられずにレストランや公共施設での結婚式も可能です。結婚式は人生そのものです。お二人らしい素晴らしい日になるようご希望を伺い丁寧にプランニングします。

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