米国カリフォルニア州を拠点とするEVメーカー、ファラデー・フューチャーは、新ブランド「FX」の最初のEVのティザー写真を公開した。
同社は2025年末までに最初のFXモデルを生産ラインから送り出す計画だ。
FXブランドは、2万~8万ドルの価格帯をターゲットとしており、同社の製品戦略に新たな章を開くものとなる。現在、FXブランドでは3つのモデルが計画されている。AI-MPV(人工知能搭載多目的車)製品の『スーパーワン』、『FX 5』、そして『FX 6』だ。

ファラデー・フューチャーは、今年6月に最初の車両の発表イベントを開催し、その後まもなく予約受付を開始する予定だ。FXブランドは、フラッグシップモデル『FF 91 2.0』に搭載された最先端の高級技術を、より手頃な価格で提供することを目指している。
ファラデー・フューチャーは2014年の設立以来、ユーザー中心で技術重視のスマートな運転体験を創造することで、自動車産業に変革をもたらすことを使命としてきた。FXブランドの導入により、同社は高級車市場だけでなく、より幅広い消費者層へのアプローチを強化する狙いがある。