7日の日経平均株価は前日比2644円00銭安の3万1136円58銭と大幅続落。関税や貿易摩擦による世界景気の下振れ懸念から、前場は日経平均株価を構成する225銘柄すべてが下落した。
先週末のニューヨークダウは2231ドル安の3万8314ドルと大幅続落。米政権の相互関税に中国が報復関税で対抗したことで、貿易戦争の激化に対する警戒感が強まり、幅広い銘柄が売られた。
“火種”となっている米トランプ大統領が株価の下落を容認しているとあって、底値が見えない状況。1日の下げ幅としては史上3番目の大きさとなり、先週1週間の下落率は7.8%に及んだ。