
横浜流星が主演を務める2025年1月スタートの大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合ほか)の新キャスト発表会見が5日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助の4人が出演することが発表された。
本作は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマ。
今回発表された4人が演じるのは、横浜演じる蔦重の人生に大きな影響を与える人物。幕府“新時代”を目指す改革者にして、“絶対的権力者”・田沼意次を渡辺、美人画で江戸に旋風を巻き起こした天才絵師・喜多川歌麿を染谷、“意次の後継者”にして、“悲劇のプリンス”・田沼意知を宮沢、そして本屋商売の“師”であり、業界最大の敵・鱗形屋孫兵衛を片岡が演じる。
渡辺「よくても悪くても大河ドラマは話題になる仕事」

本作への出演について渡辺は、「この資料を見てびっくりしたんですが、染谷がもう大河ドラマの出演5本目なんだよな? 俺の半分くらいの年でもう5本もやりやがって…。俺はまだ6本目なのに…」と話し、笑いを誘いながらも「よくても悪くても大河ドラマは話題になる仕事。クランクインはまだまだ先ですが、このメンバーと頑張りたいと思います」とコメント。
また染谷は「歌麿さんという人はあまり史実に残っていない人物。わかっていない部分が多く、想像力をかき立てられる役なので、ある種自由に演じていいのかなと受け止めて、今からクランクインを楽しみにしています」と語った。