
俳優の高橋文哉が、過去1年の優秀な映画やテレビ作品、俳優、スタッフらを表彰する「2025年 エランドール賞」の新人賞を受賞。2月6日に都内で行われた授賞式に出席し、受賞の喜びを語った。
高橋を祝福するために田中圭が登場
日本映画テレビプロデューサー協会が主催する「エランドール賞」の新人賞は、過去1年に出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を披露し、俳優として優れた素質と魅力を持つ、将来性が期待される俳優に贈られる賞。高橋は「フェルマーの料理」(2023年、TBS系)や「伝説の頭 翔」(2024年、テレビ朝日系)、映画「あの人が消えた」(2024年)、「劇場版 君と世界が終わる日にFINAL」(2024年)、「ブルーピリオド」(2024年)などでの演技が評価され、受賞した。
デビュー5周年イヤーだった2024年も幅広い役柄に挑んできた高橋。受賞スピーチでは「1年目から遡ると、お芝居の右も左も分からない状態から、いつしか芝居というものが自分の人生の生きがいになっていて。僕が今ここに立っていられるのは、もちろんいつも応援してくださって、見守ってくださっている皆さんもそうですし、それぞれの作品に関わってくださった関係者の皆さま、そして高橋文哉という役者の名に興味を持って一度でも考えたことがある方に心から感謝を申し上げたいます」と感謝を述べ、「これからは自分の演じる役だったり、出演する作品で一人でも多くの人を救える役者になりたいなと思っております」と力強く語った。
そんな高橋を祝福するべく、映画「あの人が消えた」で共演した田中圭がお祝いゲストとして登壇し、花束を渡すとともにがっしり握手を交わした。

田中圭「取ると思ってました(笑)」
高橋と田中は2020年に放送された「先生を消す方程式。」(テレビ朝日系)でも共演しており、その時は田中が主演で高橋が共演者の一人、2度目の共演となった「あの人が消えた」では高橋が主演で、田中が共演者の一人という間柄だった。
田中は「『2025年 エランドール賞』新人賞おめでとうございます! 取ると思ってました(笑)」とおどけながら、「文哉くんとは、2回ほどどちらもがっつり共演させていただいて、先ほど文哉くん自身がおっしゃった『右も左も分からない頃』と『(芝居が)生きがいになり始めた頃』、両方とも見せていただきました」としみじみと述懐。
その上で「あの人が消えた」のオファーを受けたときのことを、「文哉くんが主演なら何とかスケジュールを調整してでも出たいなと思わせてくれる、若いすてきな子だなと。2回目の共演も楽しみでした」と明かした。
そしてあらためて、田中は「これからも自分が好きなお芝居と向き合って、すごくすてきな役者さんになっていってください。また共演できる日を楽しみにしています!おめでとうございます」とエールを送った。
