宮野真守が3月29日、都内で開催されたTVアニメ「TO BE HERO X」ジャパンプレミアに、花澤香菜、内山昂輝、中村悠一、松岡禎丞、佐倉綾音、水瀬いのり、山寺宏一、島崎信長、花江夏樹と共に登壇した。
「“不動のナンバーワン”宮野真守です」に会場大盛り上がり
登壇した宮野は、演じる役の紹介に合わせて「皆さん、こんにちは。“不動のナンバーワン”宮野真守です。自他共に認める“不動のナンバーワン”宮野真守です！」とあいさつし、会場を大いに盛り上げる。
トークセッションでは、声優陣がそれぞれ演じるキャラクターと見どころについて説明するも、放送前のためネタバレに抵触しないようわずかな情報しか明かせず苦戦。
そんな中、宮野は「本当に(それぞれのヒーローをフィーチャーした)オムニバスなので、本当にそれぞれをしっかり描いていくから、『僕が登場するのはいつなんだ？』って感じなんですけど、ご覧いただければ分かると思います。『誰もが知っている、誰も知らないヒーロー』という肩書なので、本編中でも謎めいているんですよ。だから、その存在のミステリアスさを楽しんでいただきたいなと。一方で、日常風景みたいなところも描かれているので、そういう日常風景は僕も力を抜いて演じたので、楽しんでもらえるんじゃないかなと思います」とアピールした。
花江夏樹が格好良すぎる宮野真守のアフレコ姿を暴露
ほか、自分自身に影響を与えた“マイヒーロー”についてトークする一幕も。
花江が「僕、マモさん(宮野)です。最初にハマってオタクになった作品の主人公(の声優)がマモさん。そこから『声優っていいな』って思い始めて」と明かした後、「僕、結構、他人のアフレコの立ち姿を見るのが好きで、この作品でご一緒した時に『今日はどんな感じなんだろう？』と(宮野を)見たら、マモさん、こう！」と言って、客席に背を向けて左足が右足の後ろに流れるクロスした状態を実演。
花澤が「格好良い！ ボウリングじゃん」とツッコミを入れると、宮野は身もだえして大笑いしながらも、「そんな後ろ姿だったの？ 俺、かっけぇ～」とコメントして笑いを誘う。
さらに、実際にその立ち姿を披露しながら「(役の)Xをやっている時はこうなるんですよね。そのキャラの立ち方とか体の動きになりながら(アフレコを)やったりするので」と述懐する。
すると、犬のヒーロー・トラ役の山寺が「じゃあ俺は、こうなんだ…」と四つん這いになって、爆笑をさらっていた。
スーパーヒーロー活劇「TO BE HERO X」
本作は、bilibiliとアニプレックスによる完全オリジナルアニメーション。4月6日(日)よりフジテレビほかで放送開始となる。
異彩を放つヒーローたちが喝采を浴びる世界。ここでは、「信頼」がスーパーヒーローを生み出す。人々が「彼は空を飛べる」と信じれば、その男は飛行する能力を手に入れる。逆に特殊な力を持つヒーローでも、信頼を失えば能力もまた失われる。信頼はデータとして集計され、その数値によってヒーローのランキングが変動する。2年に一度、トップランクのヒーローたちが集い繰り広げるヒーロートーナメント。そこでのパフォーマンスによって「信頼値」が更新され、ランキングは再構築される。ランキングの頂点に立つ絶対的なヒーロー、人はそれを「X」と呼ぶ――。
◆取材・文＝原田健
※島崎信長の崎は正しくは「立つさき」
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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