
現在放送中の土ドラ「ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で共演中のWEST.・神山智洋とTravis Japan・中村海人。2人がこのドラマで演じるのは、性格も能力も全く違う異色の凸凹コンビ。客にとってオンリーワンの料理を寺の境内で提供するというちょっぴり変わった屋台で一体どんなドラマがうまれるのか。お腹も心も満たす屋台の絶品料理と心温まるエピソードをお届けする今作の魅力を語ってもらった。
2人でセリフの練習を実施「頼れる存在で、めちゃくちゃありがたいです!」
――神山さんが演じる遠海翔太と中村さん演じる方丈輝元は、共に料理が好きで一緒に屋台をやることになる役ですが、それぞれどんなキャラクターと捉えているか、教えて下さい。
神山:僕が演じる翔太は、元フレンチシェフです。本場パリで修行をしていたんですけれども、人間関係のもつれやプレッシャーから来るストレスから、味覚と嗅覚を感じることができなくなってしまって、帰国することになります。
自分自身でなんとか道を開こうとするんですけれども、それも上手くいかず、宅配便のドライバーとして働いていたところ、海人が演じる輝元と出会ったことでまた料理と向き合うことになっていきます。次第に料理を通して人の心に寄り添い、背中を押していくような人間になっていく役だと思いましたね。
中村:僕が演じる輝元は、お父さんの跡継ぎで寺の副住職になる子です。食には興味があって、味にすごく敏感なんですけど、住職というお仕事に対しては、あんまりやる気がない。でも、神山くん演じる翔太と出会ってからは、料理を通して自分の意思をちゃんと人に伝えられるように変化していきます。
これまで自分が住職として生きてきた経験から来る言葉が、屋台に訪れるお客さんに響くようになっていくんです。ちなみにすごく根は優しい子なんですけど、話している時は、ちょっとおバカで、天真爛漫な性格が出ているんじゃないかな(笑)。
――神山さんは普段からお料理をされるそうですが、料理の練習も?
神山:料理人役なので、少しでも包丁を持とうと心掛けています。家で料理ができる時間があるときは、作るようにしているかな。最近ではドラマのフードコーディネーターさんにおすすめの包丁を教えていただいたので、包丁をいいものに買い替えて、料理を作っています。
中村:輝元は、美味しいご飯を食べるのが好きな役ですから、僕も極力、美味しいご飯を食べるようにしました!(笑)。
――おふたりは、今作でドラマ初共演ということですが、共演に至るまでのお互いの印象と実際にお芝居をしてどんな印象を持ったのか、教えてください。
神山:ゲーミングチャンネルで一緒に動画を配信するようになって距離が近くなりました。それまでは、同じ現場で一緒になっても挨拶程度で、密に話すことがなかったのですが、動画配信するようになって、海人は気の利くいい子だなっていう印象です。
中村:ありがとうございます! 神山くんが言う通り、放課後 GAMING LIFEというYouTubeがきっかけで初めてちゃんとお話させていただきました。それまでは、しっかりお仕事をすることがほとんどなかったので、少し怖いのかなっていうイメージもちょっとありました(笑)。
でも、このドラマではふたり一緒のシーンがすごく多いので、たくさん話していたら、ものすごく頼りがいのあるお兄ちゃんと分かりました。
神山:ゲームであったり、ファッションであったり、お互い好きなものがすごく似ていて。現場では2人共通の好きなものの話をしています。海人は、すごく人の懐に入っていくのが上手!(笑)。
輝元のお父さんを演じる竹中直人さんやお母さんを演じる石田ひかりさんとのやりとりもほんとの親子みたいに話していますからね。スタッフの方たちの輪にもスッと溶け込んでいく姿は弟っぽくて、愛される子なんだなっていうのを、近くで見ていてすごく感じます。
中村:そんなことないですよ! 神山くんこそ、次の日に2人の掛け合いシーンで結構な台詞量があるシーンのとき、「一緒に練習して下さい」ってお願いしたら、一緒に練習してくれるような頼れる存在で…めちゃくちゃありがたいです!
神山智洋&中村海人は“ブラザーバディー”
――翔太と輝元が寺の境内で夜だけ“ミッドナイト屋台”を営業するバディに。ふたりのコンビぶりが面白いですが、どんなところが魅力のバディになりそうですか?
神山:翔太は味と匂いを感じることができないけど、料理の腕はピカイチ。一方、輝元はいい舌を持っているのに料理ができない。なので、輝元の味覚を頼りに輝元の意見を取り入れつつ、ふたりで屋台をやるのですが、そのコンビネーションは絶妙なバランス。
でも、性格的なところでは衝突するようなところもあるので、息が合っているようで合ってないみたいな、凸凹感が出せたら面白いかなという風に思ってます。
中村:そうですね、ホントに凸凹コンビ。ケンカをしているシーンもたくさんあるので、そこはすごく楽しみにしていて欲しいポイントの1つです。ケンカばかりしているのは、劇中だけで、僕と神山くん自体は、仲良しコンビです。神山くんが僕に「家に来て欲しい」ってずっと言って来ますからね(笑)。
神山:そんなこと、一言も言ってない(笑)。
中村:しょうがないから、家に行ってもいいですよ。
神山:しょうがないなら、来なくていいから!(笑)。
中村:…と、こんな感じで、現場でもずっと明るくふたりで喋っています。
神山:兄弟みたいな関係です。
中村:僕ら、ブラザーバディーですね(笑)。

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