
間宮祥太朗が主演を務める金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)。4月18日に放送された第1話では、新米弁護士の宇崎(間宮)が訴訟相手を問い詰めたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
「イグナイト -法の無法者-」とは
同作は、日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマにした、完全オリジナルのダークリーガル・エンターテインメント。“争いの火種”があるところへ潜り込み、訴訟をたきつけ大金を稼ぐ“無法者”な弁護士の姿を描く。
映画「正体」「青春18×2 君へと続く道」「余命10年」など、数々の話題作を世に送り出してきた藤井道人監督を筆頭に、本作の制作陣でもある映画「帰ってきた あぶない刑事」の原廣利監督、Netflixシリーズ「イクサガミ」の山口健人監督らが所属するコンテンツスタジオBABEL LABELとTBSの初タッグも話題となっている。
向こう見ずだが正義感にあふれる新米弁護士・宇崎凌(うざき・りょう)を間宮、宇崎が飛び込むことになる「ピース法律事務所」のメンバーで金儲けのために動く事務所のリーダー・轟謙二郎(とどろき・けんじろう)を仲村トオル、事務所唯一の女性弁護士・伊野尾麻里(いのお・まり)を上白石萌歌、いつもローテンションの事務所最年少弁護士・高井戸斗真(たかいど・とうま)を三山凌輝が演じる。
また、「ピース法律事務所」と敵対するベテラン弁護士・桐石拓磨(きりいし・たくま)に及川光博、捜査一課の刑事・浅見涼子(あさみ・りょうこ)にりょう、宇崎の母・宇崎純子(うざき・じゅんこ)に藤田朋子が扮(ふん)する。
弁護士になった宇崎、事故で亡くなった男性の妻に近付く…
父を事故で亡くしたことをきっかけにサラリーマンを辞め、ほぼ最下位ながらもなんとか司法試験を突破した宇崎。持ち前の根性で弁護士資格を取得したはいいが、法律事務所への就職がなかなか決まらずにいた。
そんな時、母・純子から自身が経営する弁当店の客でピース法律事務所の代表・轟を紹介され、晴れて弁護士として働けることになった。だがそこは、飽和状態の弁護士業界で生き残るために“争いは、起こせばいい”と考える「癖のある事務所」だった。
そんな宇崎の最初の案件は、3年前に山上工業で起こった作業員のサイロ転落事故。轟は、ターゲットを事故死した作業員の妻・斎藤美咲(土屋太鳳)に定め、宇崎、麻里、高井戸を連れて会いに行く。
だが、宇崎の不用意な発言で敵視されてしまう結果に。事故に怪しい点が出てきたことを知った宇崎は、独断で山上工業の社長に事故当時の話を聞こうと会社に乗り込むのだった。

キネマ旬報社
発売日: 2024/10/01