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〈正論〉戦前の昭和のレッテルを剝がす 

文芸批評家・新保祐司

新保祐司氏(瀧誠四郎撮影)
新保祐司氏(瀧誠四郎撮影)

昭和100年の今年は、様々な観点から64年という長い昭和の時代を振り返ることになるだろうが、昭和を最も特徴づけるものは戦前と戦後という様相を異にした二つの時代があることである。

「暗い時代」だったのか

平成30年に迎えた明治150年のときにも、明治時代の光と影ということが言われた。しかし、影も確かにあったにせよ、「にもかかわらず」明治は偉大な時代であったという認識が基本にあった。しかし、昭和については、戦前はもとより戦後についても評価は人によって大きく分かれる。特に、戦前を「暗い時代」であったとする言説がこれまで多く見られた。しかし、昭和100年にあたっては、まずは戦後に形成された戦前の昭和のレッテルを剝がすことから始めねばなるまい。

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