南海トラフ巨大地震で最悪の場合、静岡県から宮崎県にかけて最大震度7の地震が観測され、3メートル超の津波が広範囲に押し寄せる想定が政府有識者会議の報告書改めて示された。平成24年に出された前回の被害想定と比べ、今回は震度分布や津波浸水域が広がり、ライフラインへの影響は長期化が懸念される。「国難」とされる災害で、われわれの暮らしはどうなるのか。
《揺れによる建物被害に伴う要救助者約30万7千人、津波被害に伴う要救助者約6万3千人》
自宅で寝ている人が多い冬の深夜、陸側に近い場所で地震が発生し、東海地方を中心に大津波が襲う最悪の被害想定だ。要救助者とならないためには家具の転倒防止や津波避難の徹底が求められる。