『もてない男』(もてないおとこ)は、ちくま新書より1999年(平成11年)に刊行された比較文学者・小谷野敦の著書である。 表紙の言葉は、 もてないということは別に恥ずべきことではない。また、もてるということはただセックスができるということだと規定したものがあったが、私はこの定義を認めない。好きでもない女百人とセックスしても、もてるとは言えない、という立場に私は立っている。 である。