アンペグ(英: Ampeg)は、ワシントン州ウッディンヴィルに本拠を置く楽器用アンプメーカー。エレクトリックベース用アンプを専門とするが、エレクトリックギター用、オーケストラ用アップライトベースのアンプも製造する。現在はヤマハの子会社であり、傘下のブランドである。 設立時には名ピアニストでベーシストであったエヴェレット・ハルとスタンリー・マイケルの共同経営による「マイケル=ハル・エレクロトニック・ラボ」という名であった。最初の目的はハル設計のマイクピックアップと、歪みを最小限に抑えた楽器用アンプを製造することだった。一般に真空管アンプは強く演奏したときに音が歪んでしまい、ジャズミュージシャンであるハルはこれを嫌っていた。ピックアップはアップライトベースのエンドにフィットするよう意図され、「アンプリファイド・ペグ(Amplified Peg )」または短く「アンペグ(Ampeg )」と呼ばれた。会社を独占所有した後にハルは社名を「アンペグ・ベースアンプ・カンパニー」に改めた。