イアフメス1世(AhmoseⅠ/AhmosisⅠ、在位:紀元前1570年 - 1546年)は、古代エジプト第18王朝の初代ファラオ。第17王朝のセケンエンラー・タアは父、カーメスは兄(もしくは叔父)である。王妃は妹のイアフメス=ネフェルタリ。 誕生名「イアフメス」(Ahmose/Ahmosis)の意味は「(月神)イアフ(Iah)の造りしもの、イアフに生み出されしもの」。即位名「ネブペフティラー」(Nebpehtire)の意味は「力の主は(太陽神)ラー(Ra、Re)」。 月神イアフは古代エジプトの古い神格で、その信仰は後に、同じく月神であるトートに吸収された。 イアフメスの他にもアハメス、アハモセ、アーモスなど歴代ファラオの中でも特に書籍やその翻訳者による表記揺れが大きい。