オットー・フォン・バレンシュテット(Otto von Ballenstedt, 1070年 - 1123年2月9日)は、アスカニア家のバレンシュテット伯。一時期ザクセン公を名乗った(1112年)。 オットーはバレンシュテット伯とアーデルハイト・フォン・ヴァイマル=オーラミュンデの間の息子である。オットーは長男として父アーダルベルトよりアスカニア家の領地を継承した一方、弟ジークフリートは母方のヴァイマル=オーラミュンデ伯領を継承し、さらに義父ライン宮中伯ハインリヒ2世(母アーデルハイトの再婚相手)が死去した後は、ライン宮中伯位も継承した。オットーは最初のブランデンブルク辺境伯となったアルブレヒト熊公の父である。