オムスク(ロシア語: Омск)はロシア連邦中南部の都市。シベリア連邦管区の西端に位置する。人口は約115万人で、シベリアではノヴォシビルスクに次ぐ2番目に大きな都市である。シベリア鉄道の要衝のひとつで、モスクワからの距離は2,555 km。 1716年に建設され、1782年からオムスク市となる。シベリア開拓の拠点として知られ、ながらく西シベリア総督が本拠を置く西シベリアの中心都市でもあった。ロシア革命以前には日本(大日本帝国)領事館もあった。革命戦争の折には、一時、コルチャーク提督率いる白衛軍の首都ともなった。1934年からオムスク州の行政の中心。 オムスクは過去、シベリア・コサック軍(Siberian Cossack Voisko)の行政中心地であったほか、ロシア正教会のオムスクおよびタラの主教、イスラム教のシベリアイマームが存在する。