カストロカウダ (Castorocauda、「ビーバーの尾」の意) とは、中生代ジュラ紀中期(約1億6,400万年前)のアジアに生息していた、ビーバーなどに似た哺乳形類(「広義」哺乳類)である。キノドン類から分岐したあと、真の哺乳類が現れる前に出現した絶滅群、梁歯目に属する。属名の「カストロ」はビーバーを、「カウダ」は尾を意味している。 中国北部より化石が発見された。