カットソー(cut and sewn)は、ニット素材(編物)の生地を裁断(cut)・縫製(sew)して作られる衣服の総称。 シャツが平織りなどの布帛(ふはく)(織物)生地をベースに縫いあわせて作られること、あるいはニットのセーターが身ごろに分割して半成型したものをつなぎ合わせて作られることに対比した言葉である。 なお、カットソーの生地素材の範囲には様々な議論がある。これは、「カットソーの定義の補足」の節で述べる。 英語では、通常、製品に対してではなく、製造工程自体に対して言及するので、過去分詞ではなく、"cut and sew(英語版)"となる。これは、布帛・編物を問わず、生地を購入して裁断縫製して製品を作り上げることを意味する。すでに縫製された衣類を購入してシルクスクリーン印刷をしたり加工を施して製品化する方法に対比した言葉になる。 このほか、和製英語が英語でも用いられるようになっている言葉で、"cutsew"という単語がある。これは、ブラウスなどロリータ・ファッションの上着部分として言及されることが多い。