ガムカタログ(Gum catalog)は、南天の84個の輝線星雲を収録した天体カタログである。ストロムロ山天文台の広域カメラを用いて観測を行ったコリン・スタンリー・ガムによって作成された。ガムは、1955年にA study of diffuse southern H-alpha nebulaeというタイトルでカタログを出版した。同様のカタログには、シャープレスカタログやRCWカタログがあり、ガムカタログに収録された天体は、多くの他のカタログにも繰り返し収録されている。 ほ座ととも座に跨がるガム12は、発見者のガムに因んでガム星雲と命名された。