バイエルン・キリスト教社会同盟(バイエルン・キリストきょうしゃかいどうめい、ドイツ語: Christlich-Soziale Union in Bayern e. V., 略称:CSU)は、ドイツのバイエルン州を地盤とする地域政党である。バイエルン州で圧倒的支持を保ち、全国政党のキリスト教民主同盟(CDU)と統一院内会派を組んでいる。 党名に「社会」(Soziale)が含まれているが社会主義政党ではなく、むしろ社会保守主義的な政党である。1980年代には、フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス元CSU党首が「CSUより右寄りの政党はあり得ない」と発言している。ただし経済政策においては社会的市場経済を支持し発展させている。 キリスト教民主同盟(CDU)とは姉妹政党の関係にあり、連邦議会では常に共同の統一院内会派(CDU/CSU)を組んできた。なおCSUはバイエルン州でしか活動しない地域政党であり、また全国政党のCDUもバイエルン州では活動しない。そのためCSUとCDUは競合せず、事実上CSUはCDUのバイエルン支部となっている。