コルヌコピア(Cornucopia)、コルヌー・コーピアエ(ラテン語: Cornū Cōpiae)とは、古代ギリシア・ローマ世界において、食べ物と豊かさの象徴として用いられた角のイメージである。その起源は紀元前5世紀に遡る。コルヌ・コピア、コーニュコピアとも。豊饒の角、アマルテイアの角、収穫の円錐とも呼ばれる。コルヌコピアは、ラテン語のコルヌ(角)とコピア(豊かさ)に由来する。 西アジアやヨーロッパでは、収穫したばかりの食材を入れて運ぶために、伝統的にこの形のバスケットやパニエが使われていた。角型のかごは背中に背負うか、胴体にぶら下げて、両手を自由に使って収穫することができた。