シロテンは、日本語の句読点のひとつ。出典によりゴマ白点、白ゴマ点、批点、白抜き点という表記も見られる。読点と句点の中間の半終止符に相当する約物として1946年に日本の文部省が提案したが、実用された例は多くない。 字形は読点と同じく、涙滴状で縦組みの際に全角取りの右上隅に置かれるが、句点と同じく白抜きとなる。 『句読点活用辞典』では『文章は終わっても、次の文に文意が続く場合に打つ』とあり、英文でのセミコロンのように使われた。現代日本語の正書法では、句読の記号には「。」と「、」のように2種の約物が用いられ、句読の記号としてそれ以上の数の約物が用いられることはほとんどない(詳細は句読点を参照)。