ジュロン島(ジュロンとう)は、シンガポール南西部にある人工島。ジュロン工業団地の沖合いにあった島々を埋め立てによってつなげ、一つの島にしたものである。埋め立て工事は1990年代に開始されて2009年に完工し、面積は約32平方キロメートルまで拡張された。シンガポール本島を除けば同国最大の島である。 本島とは全長2.3キロメートルの土手道によって結ばれている。島は石油化学工業基地であるため、テロリズムを警戒して厳重な保安体制が敷かれており、通行には許可が必要である。