セシウムボール(英: cesium [caesium] ball)は2011年の福島第一原子力発電所事故にともなって炉心溶融した原子炉より放出され環境中に拡散した放射性セシウムを多く含む微小な球形の粒子。セシウムの比放射能(粒子における単位質量あたりの放射能)が極めて高く、ガラス質で水に溶けにくいという性質をもつ。学術文献では類似する粒子と合わせて不溶性セシウム粒子、radiocesium-bearing microparticle (放射性セシウム含有微粒子の意、CsMP) などの名前でも参照される。