タナトス(古希: Θάνατος, Thanatos)は、ギリシア神話に登場する死そのものを神格化した神。 夜の女神ニュクスが一柱で生んだ息子、または幽冥の神エレボスと夜の女神ニュクスの息子。眠りの神ヒュプノスと双子の兄弟である。 ローマ神話の死神モルス(ラテン語: Mors)やレトゥム(ラテン語: Letum)と同一視される。 タナトスを「亡者の王」や「ハーデース(同一視として)」と呼ぶ事もある。