タラカイ(モンゴル語: Taraqai、? - 1308年)とは、13世紀後半から14世紀初頭にかけて大元ウルスに仕えたフーシン部出身の領侯。四駿と讃えられたチンギス・カンの最側近、ボロクル・ノヤンの子孫。 『元史』などの漢文史料では塔剌海(tǎlàhǎi)、『五族譜』や『ワッサーフ史』などのペルシア語史料ではطرقاي جنکسانک(ṭaraqāī chīnksānk)と記される。