ヘンリエッタ島(英Henrietta Island、露Остров Генриетты)は、ロシアの東シベリア海に浮かぶ、デロング諸島に属する無人島。1881年に、アメリカ海軍のジャネット探検隊によって発見され、隊長のジョージ・W・デロングの下で名づけられた。ヘンリエッタ島はデロング諸島の北端に位置し、陸地のおよそ40%が氷河に覆われている。 島の形はおおよそ円形で、直径約6km、面積12km2、最高峰は315m(1,033フィート)である。 島は玄武岩や閃緑岩で形作られており、今から約4億年前のカレドニア造山運動で造成されたと言われている。その証拠として、島内で古生代の岩の破片が時折発見されている。