ル・ヴェジネ (Le Vésinet)は、フランスのイル=ド=フランス地域圏イヴリーヌ県のコミューン。 パリから西方へ電車RERで約20分の郊外に位置する高級住宅街で、広大な公園の中に戸建て住宅を点在させるという19世紀に新たに生まれた計画都市の概念に基づいて開発・分譲された公園都市。周囲には公園や人工の川や湖が配置され、植樹されて100年以上たつ樹木が道路沿いに並ぶ(2007年度の花のまちコンクールで4つ花を獲得している)。現在も当時の分譲地の特徴をとどめており、ギマールによるアール・ヌーヴォー建築をはじめ、見どころも少なくない。