レガトゥス(ラテン語: legatus、レーガートゥス)は、ラテン語で使者・使節、または軍隊の副官・司令官などの高級将校・幕僚を指す単語である。「総督代理」などとも訳される。 レガトゥスは、外交の使者としてだけでなく、独自に軍隊を動かすことがあったが、紀元前2世紀から、ローマ軍団の補佐として任命されることが増えた。元老院議員クラス、財務官(クァエストル)や法務官(プラエトル)クラスなどから元老院により任命されることになっていた。階級としては、ローマ帝政後期のドゥクス(dux)よりも下位であり、トリブヌス(tribunus)よりも上位であったとされている。

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  • レガトゥス(ラテン語: legatus、レーガートゥス)は、ラテン語で使者・使節、または軍隊の副官・司令官などの高級将校・幕僚を指す単語である。「総督代理」などとも訳される。 レガトゥスは、外交の使者としてだけでなく、独自に軍隊を動かすことがあったが、紀元前2世紀から、ローマ軍団の補佐として任命されることが増えた。元老院議員クラス、財務官(クァエストル)や法務官(プラエトル)クラスなどから元老院により任命されることになっていた。階級としては、ローマ帝政後期のドゥクス(dux)よりも下位であり、トリブヌス(tribunus)よりも上位であったとされている。 (ja)
  • レガトゥス(ラテン語: legatus、レーガートゥス)は、ラテン語で使者・使節、または軍隊の副官・司令官などの高級将校・幕僚を指す単語である。「総督代理」などとも訳される。 レガトゥスは、外交の使者としてだけでなく、独自に軍隊を動かすことがあったが、紀元前2世紀から、ローマ軍団の補佐として任命されることが増えた。元老院議員クラス、財務官(クァエストル)や法務官(プラエトル)クラスなどから元老院により任命されることになっていた。階級としては、ローマ帝政後期のドゥクス(dux)よりも下位であり、トリブヌス(tribunus)よりも上位であったとされている。 (ja)
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  • レガトゥス(ラテン語: legatus、レーガートゥス)は、ラテン語で使者・使節、または軍隊の副官・司令官などの高級将校・幕僚を指す単語である。「総督代理」などとも訳される。 レガトゥスは、外交の使者としてだけでなく、独自に軍隊を動かすことがあったが、紀元前2世紀から、ローマ軍団の補佐として任命されることが増えた。元老院議員クラス、財務官(クァエストル)や法務官(プラエトル)クラスなどから元老院により任命されることになっていた。階級としては、ローマ帝政後期のドゥクス(dux)よりも下位であり、トリブヌス(tribunus)よりも上位であったとされている。 (ja)
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  • レガトゥス (ja)
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