三叉学舎(さんさがくしゃ)は、1868年(明治元年)に蘭学者の箕作秋坪が、江戸の浜町(現在の東京都中央区日本橋蛎殻町)にあった津山藩江戸中屋敷の一角を借りて開いた私塾。塾名の「三叉」は、津山藩中屋敷の一方が隅田川に接し、箱崎町の旧土佐藩邸と隅田川支流の水を隔てて相対し、三つの川が同所で接していたことに由来している。三汊塾とも。