三田藩(さんだはん)は、摂津国有馬郡三田(現在の兵庫県三田市)周辺を領有した藩。藩庁は当初三田城、のち三田陣屋。関ヶ原の戦いの後、有馬則頼が2万石で入封したのが起源。一時廃藩となったが、寛永10年に志摩(三重県)鳥羽から九鬼久隆3万6000石が転入して廃藩置県にいたる。丹波綾部藩は分家。