主調整室(しゅちょうせいしつ、英: master control room)は、放送局に設けられる設備のひとつで、放送局の内外で制作され、完成した番組素材(民間放送局(民放)の場合にはコマーシャルメッセージ(CM)を含む)を、放送進行表(放送運行表などともいう)に従い、送信所に送り出すところである。通称は、マスター。英語ではmaster control room(マスター・コントロール・ルーム)という。 法令上の正式名称はあくまで主調整室である。ただし英語で "master control room" というので、日本の民放関係者の日常の通称では「マスター室」あるいは「マスター」とする場合が多い。NHK内部では「オペコン」という通称で一応は統一しているが、NHK東京の主調整室は「送出TOC」と呼ばれている(Technical Operation Control Roomの頭文字)。