内部告発(ないぶこくはつ)とは、組織(企業)内部の人間が、公益保護を目的に、所属組織の不正や悪事(法令違反など)を、外部の監督機関(監督官庁など)や報道機関などへ知らせて周知を図る行為である。組織の不祥事やその隠蔽は、この内部告発によって明らかになるケースが多い。 社内の監査担当部門に対して行われるそれを「内部通報」、企業外部(マスメディアや行政機関等)に対して行う「内部告発」と呼び分けられているが、本項では便宜上内部通報も合わせて扱う。 日本における内部告発・内部通報に関する法律としては、公益通報者保護法がある。