勇留水道(ゆりすいどう、ロシア語名:ユーリ海峡、Проли́в Юрий)は、歯舞群島の勇留島と秋勇留島を隔てる幅約3 kmの海峡(水道)である。両島周辺には岩礁があるため海峡が狭くなっており、海峡の最も狭い部分の幅は925 mである。中間部の水深は21 - 54 mであり、潮流の速さは1 - 2 ノットである。日本語名とロシア語名はともに、アイヌ語の「ユウロ(それの鵜がたくさんいる→鵜の島)」あるいは「ウリル(鵜の島)」に由来している。